審査に落ち続けるときは信用情報機関に個人の信用情報の開示請求を行うこと
「どうしてキャッシングの審査に落ちてしまったかわからない…」
そう悩んでいる人の解決策として一番正しいのは、審査時に各社が利用している個人信用情報機関に自分の信用情報を開示請求することです。
信用情報にはネット・郵送・窓口の3つの確認方法があり、ネット・郵送での開示請求はそれぞれ1,000円、窓口での開示請求は500円です。
・CIC (割賦販売法,貸金業法指定信用情報機関)に請求
・JICC(日本信用情報、指定信用情報機関)に請求
一般的にキャッシングの審査時には大きく4つの確認事項があります。
①は年齢や年収、勤務先や他社からの借り入れ状況の確認、②は過去に返済で事故(一定期間以上の延滞含め)をおこしていないか、③は勤務先などへの在籍確認、④は免許証や住民票などの提出による本人確認です。
・年齢、年収、勤務先、他社の借り入れ状況確認
・金融事故の有無、過去の返済確認
・勤務先への在籍確認
・免許証や住民票などの本人確認
キャッシングの審査では、会社によって異なりますが一定の安定した収入ということで正社員でなくてアルバイトでも借り入れが可能な会社が多いのです。
そうなると一定の安定した収入があって本人確認と在籍確認がとれても審査に落ちるということがあるならば、それは他社からの借入額が多すぎて総量規制にひっかかってしまっているか、過去の借入時に事故をおこしてしまったかのどちらかが有力となります。
・総量規制に引っかかっている
・過去の借入れで遅延・延滞がある
遅延・延滞などの情報は5年間、自己破産・債務整理などの情報は7年間保管されます。
・遅延、延滞…5年間保管
・自己破産、債務整理…7年間保管
そういった記憶が無いのに審査に落ちてしまうという場合には、最初に記述しました個人信用情報機関に自分の信用情報を開示請求して、自分で過去の借り入れ状況や返済状況などを改めて正確に把握することが必要です。